散る逢う灯 福生是好日

昨夜は楽しかったよ、ありがとう!西口行ったら酔いすぎて戻れませんでした・・・。こう毎度、翌朝にメールをもらうのは一緒にイベントパーティーでDJをしたのち、したたかにアルコールを飲んだ結果、別れの挨拶もままならないまま、行方がわからなくなった相棒からである。

そういう聞き方から始まるのは、大概面白い話が始まる前触れだろう。

ところでさぁ、と言って話始めることが多い。四六時中、手前味噌にて開催しているミュージックパーティーのことを考えている。仕事そっちのけで、昔から金の花が咲きそうにないことに水を撒いて。パーティーのあのソワソワ感、なんか知らんけれど、とんでもない瞬間に出会えた感、DJにゆだねた先に現れる、希望やら感謝やらつじつまが合わさったような入り乱れた高揚感。まあまあ、とにかくパーティーが大好きなのだ。いってしまえばバーベキューが大好きで炭を見るとソワソワしてしまうひとと、境遇は似ているのではないだろうか。

近くの扉

2022年11月07日

あれっ携帯がない。助手席の妻が明かりをつけて鞄のなかをごそごそ探し始めた。やっぱりない。さっきのお店に忘れてきたんだ。親父の84歳の誕生日を祝いに、ふたりで自分の実家に立ち寄って、帰路途中の食事処で別れたあとだった。妻が携帯電話で、刺身定食をにこやかにつまむ親父の笑顔を撮ってくれていた。

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