マヨネーズかけよ 喰えばわかるさ
2022年10月05日
きっかけはアントニオ猪木だった。小さい頃見た金曜夜8時のプロレスに心踊らされたまま、僕はオトナになっていた。四角いジャングルは、いつしかレイヴパーティーと変わり、闘魂はサイケデリックに伝承されていって。僕の人生はまんま、掟破りの咬ませ犬がカウント2.9でひっくり返すネバーギブアップの化身となっていった。
アントニオ猪木はこう遺してスカイハイに旅立った。「この道を行けばどうなるものか/危ぶむなかれ/危ぶめば道はなし/踏み出せばその一足が道となり/その一足が道となる/迷わず行けよ/行けばわかるさ」
プロレスとは何か?エンターテイメントとは何か?僕にとって、あなたにとって、チルアウトとは何なのか?答えの出ない問いにはそう、マヨネーズをかければ大概のものが好物に変わってしまうという万能感。毒を喰らわばサラダまでとあるように、まずこの秋はチルアウトに味変を楽しもう。
R.I.P アントニオ猪木
